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過去からのメール

アルバイト先では、ActiveDirectryのドメインコントローラの時間を時々手動で日本標準時に合わせている。何でこんなことしているかというと、Windows 2000 Serverの時には聖子のNTPから時間をもらえていたが、Windows Server 2003にバージョンアップしたら、聖子からの信号でどこぞのデータが読めないという事で時刻同期が取れなくなったからという。

聖子のファームをアップグレードすると2003でも理解出来るデータフォーマットとなるので、最終的な解決策としては、聖子のファームをアップすることで対処するという。

しかしそれがいつなのか全く決まっていない。更に、この事象が出てから1年以上経つというのに、この対策を施していない。他の代替案を暫定的に施すという事も考慮していない。

Cisco機器やUNIX互換OSは?

Ciscoは一台だけNTPサーバとして構成するマシンを用意し、これは聖子から時刻を取得・他のマシンはこれらから時刻を取得している。UNIX互換は全て直接、聖子と同期している。

組織内のWindowsマシンは全てドメインの面罵として構成しているので、全WindowsマシンはCisco機器やUNIXマシンとは異なる時刻で動いている。

ストラタム1である必要があるのか?

聖子はGPSでストラタム1を構成するが、この組織でそんな必要があるのだろうか?ネットワーク的に1番近いNTPサーバと時刻同期をして、自己修正をしていれば十分に正確なNTPサーバを構築できる。
※ NICTに行ってみな!
※ 当然ながら天災のコンピュータは、地域標準に合っていますと表示されるし、誤差も60m秒以内だ。どこかの121秒ずれていても平気!という金融機関とはラベルが違うぜ!

どうしても聖子を利用したいのならば、既に聖子から時刻を得ているCiscoやUNIX互換マシンをNTPサーバとして構成し、そこにドメインコントローラを接続してもよい。もちろんこれはストラタム2である。将来、聖子をアップグレードした時に、そこと直接ドメインコントローラが同期を取ればよい。

暫定的に解決するという視点がない

しかし、この組織では、聖子をアップグレードする、という方法を最終解決案としながら、それを実行するまで暫定的にどうする、という視点がない。
  「時刻ずれているけれど、NTPと合わせないの?」
と訊くと、
  「そのうち聖子をアップグレードする。」
という回答が返ってくる。
  「その何時かわからない、聖子アップグレードの日まで、別なNTPと合わせないの?」
と訊くと、
  「そのうち聖子をアップグレードする。」
という回答が返ってくる。

聖子をアップグレードする案を否定はしない。ただ、一体いつかわからないが、聖子をアップグレードする最終案を実施する日まで、ドメインコントローラをNTP同期する気がない、というのがそれでいいの?と思う。。暫定的に、聖子をアップグレードする日まで、聖子と同期している別なマシンをNTPと見立ててドメインコントローラを同期する、なんて考えもない。そして、手動で時刻を合わせ、不正確な時刻をドメインコントローラに設定している。

いまどき、コンピュータの内部時計が標準時と同期していない、なんてことを恥かしいとか、変!、と感じないところが

もう駄目だな!

なっ?頭悪いだろう?

しっかし、ここの組織の構成員って、お客様とはいえ、横柄な言動する奴多いよな!

このようなダークサイド負のパワーって強いから、すぐに周りに伝染する。そしてみんな嫌な性格に変貌していく。性格悪いやつらが増殖していくんだ。ヤダネ〜。

初出 Aug 19 2006
最終更新日 Aug 19 2006


 

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