今日の恭麿
HIEDA NET Corpration
 > これは変だよ  > 郵便局の端末 郵便番号辞書を有効にしようぜ!


 

郵便局に置いてある職員が操作している端末の話である。

ご存知の方もいるだろう。これはWindows PCである。この端末を使って、貯金や保険などの業務をしている。

で新規に通帳を作るときなどに、やたらと待たせるとんでもない理由の一つに、

  • かな漢字変換の使用する辞書が、デフォルトのままで、郵便番号辞書がdisableのままだ、
というものがある。

旧郵政省が

郵便番号を7桁にすると、郵政事業だけでなく、広く国民の皆様にとっても多大なメリットがある、 ということで導入された7桁の郵便番号だが、導入した郵政省自体がどの程度利用しているのだろうか?(定形郵便物の自動仕分け程度だったら僕は怒るぞ!)

私は郵便局で、ニュー定期の通帳を作るときに、OCRを利用した申し込み用紙に記入するが、郵便番号を記入する欄があるので、その近くの住所の欄には、当然町名から記入する。

東京都内の場合、東京都区名は省略する。 このとき、
 「住所の欄は町名からでいいですね?」
なんて尋ねると、まず
 「市区名からでお願いします。」
なんて、とぼけたことを言ってくる。だから最近は、わかりきったことを訊かないで、黙ったまま、町名から記入する。それでも、
 「市区名からでお願いします。」
なんて言ってくる職員が時々いらっしゃる。それではお伺いしますが、

何のために郵便番号を7桁にしたんですかね?


ずいぶん税金を使って、お前らが楽するためだけかよ?

あなたのWindows PCで、Wordもしくはメモ帳を開いて、あなたの住まいや勤め先の郵便番号を入力して変換してみよう。郵便番号が変換され、町名まで表示されたはずである。



もし、変換できない場合は、かな漢字変換のプロパティで「郵便番号辞書」を有効にしてみよう。(チェックボックスにチェックを入れるだけだ!)


で、郵便番号辞書が無効になっている郵便局の端末は、一般辞書のみが有効になったかな漢字変換のみで、職員の手入力で操作される。すると、

  • 九品仏
  • 等々力
  • 石神井
なんて、地元の方ぐらいしか読めない地名の場合、思うようにかな漢字変換が出来ず、やたらと待たされることとなる。申込書には郵便番号も記入するのであるから、郵便局職員の方も、郵便番号を入力れば住所に変換できれば有難いだろうに。

旧郵政省が郵便番号7桁を導入決定したときに、民間からは「負担が増えるから反対!」「税金使っても郵便利用者にはメリットが無い!」という導入反対の声もずいぶんあったが、結局導入された。すると、民間では、様々な郵便番号7桁化に合わせた動きが瞬く間に広がった。そのひとつに、かな漢字変換プログラムが使用する郵便番号辞書の7桁化である。

「どうしたらお客様に喜んでもらえるか?」を常に考えている民間企業と、「うんなこたぁ、知らねぇ、おれっちの勤め先に倒産は無いからね。」と考えていてサービスを考えていないお役所の姿勢の相違がここに表れている。あなたの賃金の原資がどこから出ているかが判っている人々と、そうではない人々との違いである。

さぁ、そろそろ郵便番号辞書有効にしなければならない理由やそのメリットも見えてきただろう。追加の費用はかからないはずなのだ。

まさか、かな漢字変換を有効にする方法を、郵便局の職員が誰一人として出来ないというわけでもなかろう。

また、郵便番号辞書有効にしたからといって、端末がフリーズすることも無いだろう。

納入企業だって郵便番号辞書有効にして納品してもいいんじゃないか?(F通さん・T芝さん・H立さん、よろしく頼むぜ!国の事業は国民の税金を費やしているんだぜ!)

郵便局の職員も、郵便番号を入力れば住所に変換できれば、業務効率が上がるだろうに。

まったく、

コスト意識の無い人々だこと!

公社化されても変化なし。そんな意味では、

民営化大賛成!
である。


※ 毎朝、石神井庁舎前のバス停から石神井郵便局前までバスに乗る郵政公社職員!
 「健康増進法の施行により、バス停付近では禁煙をお願いします。」
と張り紙があるのだから、待っている間にタバコを吸うのを止めてくれませんかね?あなたの煙がとても煙いのですよ。

更新日:MAY 17 2004



 (C)2003 HIEDA NET Corporation All rights reserved.