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ずっと以前からずれていたNTPサーバの時刻については、今年1月から分隊長会議でも指摘していたのだが、昨日のお昼にやっと修正された。

今何時?

ゴールデンウイーク前から「時計を合わせてよ!」と環境シランチームに言ってはいたのだけれど、その都度、担当の的外れから、
  「今は何処のチームも検証している時間なので、どこも検証していない時間に対応します。」
というセリフを聞かされた。

ここ2週間程度どの分隊も定時近くに仕事を終えている。その後にさっさと時刻修正してしまえばいいのに自分達も帰ってしまう。朝30分でも早出残業して修復にあたってもいいはずなのに定時にぎりぎり出勤してくる。
  「どこも検証していない時間に対応します。」
なんてしない・やらない言い訳だろうと思うが、指摘してもまたなんか別な言い訳だけだろうから、言わない事にした。

でついにやる気を起こしたのか3日前にNTPサーバのコンソールでdateコマンドを実行したらしい。そしてその答えは、
  「NTPサーバは正確な時刻を示しています。各実験室の環境もしくは機器がおかしくないですか?。」
である。どうも何もしない・出来ない理由を探して何もしない方向に持っていきたいようだ。やらなきゃならない理由の方が優先すると思うが、これも考え方の違い・介釈の違いか?
  「コンソール上のdateコマンドの結果と配布している時刻が同じとは限らないよ。」
と言ってはみたがどうなる事か…。

16時半から的外れは次にEterealでパケットを調べ始めた。各部屋のネットワーク機器がどんな時刻のパケットをNTPサーバから受け取っているかを調べるためにプロトコルアナライザを使用するのならば判る。しかし、NTPサーバを構築した人の「(dateコマンドの結果表示で)NTPサーバは正確である」とい言った一言のみを信じ、NTPサーバが出している時刻が正確であるということを前提にプロトコルアナライザを使用している。

パケット内の時刻を一度見ればNTPサーバが発している時刻が狂っている事がわかったはずなのに、何処を見ていたのか、夕方19時に、
  「各ネットワーク機器がNTPサーバからどんな時刻を受け取っているのかパケットを調べるつもりです。」
なんてまた言ってきた。どうやらサーバを疑っていないようである。そこでその事を指摘すると、
  「いえ、サーバは疑っています。しかし、万が一ネットワーク機器が受け取った時刻を8分ずらして実装している可能性も…。」
なんて言っている事とやっている事が矛盾しているお馬鹿な事を言ってきた。

  • 他のネットワーク機器も同じずれを示している。
  • 全ての部屋でも同じずれを示している。
という彼も知っているはずの事実をあらためて指摘すると、あたかも初めて知ったようにふりをして、
  「そのような情報収集からはじめます。」
なんて事を言った。けして自分の的外れ認めないすり替えるずるい奴である。

夜の22時過ぎに環境シランチームの分隊長と話す機会があった。その時に状況を話すと、
  「そりゃ、NTPサーバですよ!。」
という当たり前のセンスである。ここで的外れな事をしている若者の事を伝えた。

翌日はNTPサーバを構築した人ではなく、環境シランチームの分隊長と的外れがトラブルシュートをした。6時間ほど費やしてようやく原因が判明した。NTPサーバの設定で足りないところが有り、8分ずれて自己収束していたとの事。基準時刻の利用は構築した時に合わせただけで、それ以降は補正値さえ出していないようだ。やはりずれた時刻を配布していたのだ。コンソールでdateコマンドを打ってもローカルタイムが表示されるだけである。この時刻を持ってNTPサーバが正確とはいえない、という事を前日に指摘していたにも関わらず、理解していなかったのだ。

夜の21時に「NTPサーバの設定を変更しました。今まで外れた時刻を配布していました。」メールが流れた。

上手く動いているものに手を加えない事!

更に翌日の午前、部屋を貸したY分隊長から
  「ネットワーク機器がSSLで接続できない!」
と連絡が入った。的外れが指名でサポートしているはずである。環境をいじっていなければ接続できるはずである。3時間程度たって
  「当該ネットワーク機器がNTPサーバから時刻を受け取れていませんでした。NTPサーバの時間配布対象をAnyに変更しました。そしたらSSLが繋がるようになりました。」
って、的外れが報告してきたが、今回時刻を受け取れなかったネットワーク機器も以前は受け取れていたのだから、あなた方が何か余計な変更を施したのでしょう?

どうやら一昨日のNTPサーバに足りなかった設定を追加した時に何らかのアクセス制御を加えたようである。別なメーカの機器でNTP時刻の配布を確認はしたがこの日使用している機器での接続確認はしなかったという。アクセスリストを解除したらNTP時刻を配布できるようになり、webサーバの証明書の時刻より新しい時刻を所有できたネットワーク機器はSSLを利用できるようになった。

的外れはあたかも誉めてくれと言わんばかりに、
  「コンフィグを変更しました。」
と言ってきた。対象ネットワーク機器のコンフィグに設定ミスはないはずと思っていたので、よくよく訊いてみると、対象ネットワーク機器ではなくNTPサーバの事である。「これ以外の解釈はない」という論理的な言葉を喋れないのだね。これも介釈の違いと言い逃れをするのだろうか?しかも変更と言っても前日に施した余計な設定修復・修正・元に戻しただけの事だろう?

トラブルシュートもお粗末ながら、修復時に余計な設定を追加するのもアホウである。変更は複数同時ではなく、一つ一つ確認しながらが鉄則なのに、そんなことも知らない・身に付いていないようである。これでどれだけの人数の稼動が止まったと把握しているのだろうか?。(この実験チームとサポート含めて5人の3時間が稼動停止時間である。合計15時間!)多分、

  • 最初にNTPサーバの設定不足を見つめたスキルを自慢したい
  • 今回のアクセスリストが邪魔をしていた事を見つけたスキルを自慢したい
程度なのだろう。全く「しまった事をしてしまった。」という態度がなかったから。やっぱり鈍感は本人にとっては幸せな事なのだろう。犯人探しや追求をする気は毛頭ないが、反省なくして成長なしだから、毎度同じようなミスしてばかりなんだろうね。(本人はミスと思わず介釈の違いになるんだろうけど)

このY分隊以外に実験をしている分隊がいなかったからか、今回は
  「NTPサーバにいらぬアクセスリストを設定した結果、一部ネットワーク機器が時刻を受け取れませんでした。今は以前のようにアクセスリストをはずしています。」
という周知メールは流れていない。R小隊長とチームトンカツは「39分隊の実験は8時間かかった」と考えているかもしれないが、実際は10時から13時まではNTPサーバの障害で稼動なし、14時から19時の5時間でデータ取得を終了している。
※ 自慢だが14時からのサポートは天災である。チャッチャッと済ませちゃったさ!

    まとめ
  • NTPサーバの配布時刻が標準時と合っていないことを承知しながら一ヶ月以上対処しなかった事
  • 経験あるアドバイスと指摘を「自分は何でも知っている」或いは「KMの言う事は何でも正しい。」と的外れな対処をしていた事
  • 修復時に余計な設定を追加した事
  • 上記3点において、すべて「言い逃れ」的言い訳をした事

人を育てる、という意味合いも有ったのだろうが、こんな的外れにサポートを指名で依頼してくるとは、チームトンカツ内には、天災の活躍を快く思わない・活躍されたくないと思う輩がいるのではないか?、と考えるのは妄想だろうか?(昨年04月21日から年末までの処遇を思い出すと妄想とも思えないのだけれどね。)

初出:Jun 04 2005



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